
遂に、安藤忠雄氏デザインの渋谷地下駅「地宙船」が、副都心線の開業により、一部がベールを脱いだ。「地宙船」とは「地中の宇宙船」という意味で、まるでマユダマのような殻に覆われた地下駅が誕生するというわけだ。というのは、まだ部分使用の段階で2012年に、東急東横線と相互乗り入れとなり全面完成となる予定。
しかし、この駅はただ者ではない。「地宙船」の殻の部分を中空にして、それを空調ダクトとして利用し、床に冷水管を敷き詰め、天井に冷却マットを設置。水の蒸発冷却を利用して殻自体を冷却し、室内を冷房するという仕組みだという。
自然エネルギーを利用し、二酸化炭素排出量を年間1000トンの削減ができるそうだ。つまりデザインと機能の両方を兼ね備えた設計だというわけだ。