デザインとは全体と部分を統合する考え方。「デザイン」という意味を広辞苑では次のように説明している。
(1)下絵。素描。図案。
(2)意匠計画。製品の材質・機能および美的造形性などの諸要素と、
 技術・生産・消費面からの各種の要求を検討・調整する総合的造形計画。

(1)の意味は一般的に知られている意味で、単に出来上がったものです。
しかし、(2)の意味は商品の部分的な要素と、マーケットという全体的な要素を含んだ

総合的造形計画となっています。

「デザイン」とは意匠から機能や材質を含めた商品という部分要素と、

生産面やコスト、自社商品としての位置づけなどといった別の部分的要素、

競合や流通、マーケットという全体的な要素を有機的に調整、計画することなのです。


これを裏付けるのが生命の構造です。

分子→オルガネラ→細胞→器官→人間→社会→宇宙という階層でできていると考えると、
いずれの階層も部分の集合体である。
すべての階層は部分的要素よって全体を構成し、同時に他の階層の部分的要素となっている。
全体は部分からなると同時に、全体は部分となるという構造である。

「デザイン」とはこの構造を考え方にしたもので、部分と全体を統合することなのです。
そして、この思考法を使える人を「デザイナー」と呼ぶのです。
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